pustata's blog 

糖質制限とか猫とか

10日目

糖質制限

  • 今日食べたもの

 「ガリバタチキン」の残り、鶏胸ゆでたの、生野菜、オムレツ、でっかい粗挽きソーセージ1本、鶏胸のからあげ、もやしとにらの炒めたの、なばなのごまあえ、…大学いも3切れ。

 12日ぶりに糖質糖質したものが口に入った。ちょっと言い訳。

 朝食が市販の合わせ調味料を使った炒め物と、市販の甘めのごまだれを掛けたサラダで、これが地味に食欲を増幅させた感じがあって、食後から口さみしくて麦茶をがぶがぶ飲んでいた。あまりよくない兆候。

 午前中、バレンタインのお返しのクッキーを子どもに作らせていて、チョコ生地の焼けるにおいの半端ない破壊力に狂い死にしそうになった(クッキー詰め合わせの価値はチョコクッキーの数+味で判断する派)。が、これは堪えられた。

 夕方。最近気にならなかったこの時間の空腹感に耐え切れず、でも幸いなことにクッキーは全部なくなっていたので、鶏胸でサラダを作って食べた。そこまでは良かった。

 夕食。揚げ物をするなら、ということで数日前から子どもにリクエストされていた大学いもを作ることになってしまった。

 大学いもはだめだ。自作するほどのいもくりラバーの自分が相手にするにはちょっと強すぎる敵だ。かりかりに揚がった角は噛めばうまい油が染み出し、中身は時にはほくほく、またある時はねっとりで、さらにそれらを包み込む糖蜜が最初から最後まで脳天直撃の甘味攻撃を仕掛けてくるんである。

 それを自分で作っているわけですから。至近距離もいいところ。ゆるしてください。

 でもね。

 でもそこでは我慢したわけですよ! 

 食事担当としては、待ち焦がれている子どもたちにがりがりの芯が残ったような消化にも味覚にも問題のあるものは出せません。だからいもに火が通っているか確認するんで、平均的サイズのを1個かじってはみましたよ。でもそれだけ。うん。それだけだった!

 それなのに。

 言い訳に他人のせいまで加えるのは大人として如何かとは思いますが、今考えてみると家族の

「そういや昔、中華料理店で出てきた大学いもがさあ、水つけて食うんだよ」

という一言に、一瞬で意識を持って行かれたのが失敗だった。ちくしょー。

「え。水」

「そうそう。揚げたてじゅうじゅうの飴とろとろを水でちょんって冷やして」

「…じゃり、とか、するんだ」

「そうそう。じゃりじゃりっていうか、ぱりぱりっていうか」

 それを聞きながら視線を手元に落とすと、自分の両脇には子どもが食べ残した蜂蜜まみれの、でも色合いがどんぴしゃな、いものかけらが転がっていて。

 食べちゃった。

 食べちゃったあ(泣)

 蜂蜜分も含めると、都合50gくらいは入っちゃったと思う。何が悔しいって、昼間あーんなに我慢したのに(クッキーだけじゃなく、家族向けの昼食は自分の大好物のオムライスだったし)夜にこれ食べなくてもいいじゃんか、というのが。

 夜は明日に響くんですよぅ。しくしく。

 でもおいしかった。